受け口の治療・矯正(下顎前突、反対咬合) - 防府市歯医者 | 右田歯科医院 防府市新田(山口県)

受け口の治療・矯正(下顎前突、反対咬合)

顎やかみ合わせが気になるかたに

受け口:矯正臨床診断名では下顎前突(かがくぜんとつ)、反対咬合(はんたいこうごう)と呼ばれています。
いわゆる下顎が前につきだし歯が噛み合っていない症状をいいます。
受け口は先天性(遺伝)の場合と後天性の場合があります。
前歯1本だけが噛み合わせが逆になっている場合や4本以上の歯が逆さになっている場合など程度は様々です。

代表的な要因

・6歳ごろに最初に前歯が生えてくるのですが、この前歯が何らかの原因で後ろ側に生えてくることで下の歯が上の歯より前に出た状態で成長してしまう。
・遺伝的要因で上顎より下顎の成長の方が進み顎が大きくなる。

具体的な治療

【永久歯が生え揃うまでの反対咬合】

永久歯が生え揃う前の段階で1本だけ上下が逆に噛み合っている場合などは経過観察をする場合があります。
歯の生える向きが原因だった場合は永久歯が生える段階で自然と治るケースもあるからです。
ただし、この段階で矯正をすることで上顎の成長を止めてしまうのを予防する効果がある場合には矯正をおすすめします。
主にマウスピースタイプでの治療やマルチブランケットの装置で治療をします。

【永久歯が生えそろった後や成人の反対咬合】

・軽度の受け口
奥側に斜頸して生えた前歯を前方に移動させ、下の前歯を前方に動かす矯正治療が必要になります。
抜歯なしで治療できるケースが多く治療期間も比較的短めです。
マルチブランケットの矯正装置やインビライナー(マウスピース型装置)の併用も行い治療します。
・中度〜重度の受け口
抜歯をし、開いたスペースに歯を動かすことで噛み合わせを整えていきます。
マルチブランケットの矯正装置やインビライナー(マウスピース型装置)を使用します。
・重度の受け口
骨格性の下顎前突など重度の受け口と判断した場合は、抜歯や手術などになります。 顎変形症の手術は保険が適応できます。

受け口は正常な歯並びを乱したり、見た目や発音ひいては体全体のバランスにも影響を与えかねません。是非一度ご相談ください。

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