口臭予防 舌磨き

歯はしっかり磨いているのに、口が臭い・・その原因は舌にあった。セルフで防げる口臭予防について

本日は歯科衛生士の大井美由紀が口臭予防についてお話ししたいと思います。

口の清掃希望で来院された患者様の中で口臭も気になる方がよくいらっしゃいます。
みなさん「口臭=歯の汚れ」と思われがちですが、実は舌についた汚れである舌苔(ぜったい)が主な原因と言われています。
舌苔とは細菌や食べかす、はがれた粘膜などが舌の表面に付着してできた白い苔状のかたまりのことです。
舌苔ができる主な原因は次のようなことが考えられます。

  1. 口の中がきれいに清掃できていない
  2. 唾液の分泌の減少
  3. 口呼吸をしている

口臭予防舌苔をきれいにするには歯みがきの後に専用の『舌ブラシ』を使ってみてください。鏡を見ながら、奥から手前に一方向に軽い力で清掃します。舌苔は寝ている間の唾液の分泌が減少し自浄作用が弱くなる朝が一番よく付着するので1日一回朝の清掃がおすすめです。
そして長い時間かけてたまった舌苔は一回の清掃ではきれいになりません。舌を傷つけないためにも無理せず軽い力で掃除してみましょう。

 

みなさんも口臭予防をしてにおいを気にせずに近距離でお話ができるようになるといいですね。笑顔も増え、明るい毎日が過ごせるようになりますよ。

このように私たち歯科衛生士は歯の治療だけでなく口臭の相談にものります。次回来院した際はお口の悩みをぜひ相談してくださいね。

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