フッ素塗布について - 防府市歯医者 | 右田歯科医院 防府市新田(山口県)

フッ素塗布について

未来の虫歯を予防するために

患者さん「うちの子の歯を虫歯になりにくい歯にするにはどうしたらよいのでしょうか?」
右田先生「フッ素塗布がいいですね。」
患者さん「一度塗ったら効果がつづくんですか?」
右田先生「フッ素塗布は塗ったあと30分くらいは何も食べたり飲んだりせずにしっかりと歯に留めてあげることで歯に浸透し、効果があがります。
塗布も年に3.4回で良いですよ」
右田先生「また、このフッ素は歯の再石灰化だけではなく、歯の表面のエナメル質の成分と結びつきさらに強い歯に変身してくれるんです。歯が強化されたことで初期虫歯の発生を防ぐことも期待できるんですよ。」
患者さん「乳歯の時だけではなく永久歯にも塗ったほうがいいのですか? 」
右田先生「はい、永久歯が生えて2~3年は定期的に塗布することをおすすめします。生えたての永久歯は弱く溝も深いので虫歯になりやすいからね。
この時期を上手に予防してあげることは長い人生をともにする歯を大切にすることにもつながりますよ。」

フッ素の働き

虫歯菌は口に残った糖分と結びつき酸をつくります。この酸によってカルシウムやリンといった歯の栄養分が溶け(脱灰)この状態が長くつづくことで虫歯となります。
フッ素はこの酸の産生を抑制します。
脱灰により溶け出たカルシウムやリンの再石灰化をしてくれる働きもあります。
また、歯の表面を酸に溶けにくい性質に修復し歯質強化をしてくれます。

フッ素の種類

1.フッ素洗口

フッ素洗口は、お口の中にフッ素洗口剤をふくみ、数分間ぶくぶくうがいをしていただくやり方です。

2.フッ素塗布

歯医者で行う高濃度のフッ素ですので年に3~4回の塗布で十分な効果が得られます。

3.フッ素スプレー

ブクブクうがいのできないお子さん(1~3歳)に有効で歯ブラシに吹付てもう一度磨く方法です。

4.フッ素ジェル

いろいろな味のあるフッ素ジェルは子供の好奇心を大切にしながら楽しみながら取り込んでいける予防方法です。歯磨きにつけて磨きます。

5.フッ素配合の歯磨き粉

日常的に使うのに効果的でおすすめです。家族全員で使える身近なものですね。

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